Tableau Conference On Tour Tokyo 2014 – エクセルユーザーを対象としたTableau入門
Tableau Conference On Tour Tokyo 2014に参加してきました。初心者向けの「エクセルユーザーを対象としたTableau入門」というセッションに参加したので参加レポートを書きます。
エクセルユーザーを対象としたTableau入門 11:00 - 12:00
便利なはずのExcelに不満を持っていませんか。あまりにも非効率でイライラすることはありませんか。Excelの良さを引き出しましょう。分析作業をTableauに移行し、Excelの良さを引き出しましょう。セミナーの内容としては、TableauとExcelを組み合わせ、Excelの機能を高める方法、列と行の制約がない便利さを堪能するコツを紹介します。それによりExcelを使ったインタラクティブな分析が出来、非常に便利です。
受講対象: Beginner スピーカー: Tableau Japan 株式会社 セールスコンサルタントマネジャー 加藤賢之
スケジュール | Tableau Conference 2014
内容としては普段Excelで表を作成する際によく利用する機能について、Tableauの場合はどのような操作でそれらの機能が使えるかというものでした。具体的には以下の様な内容でした。
- TableauのExcelアドイン
- Excelアドインの紹介とアンピボット
- 日付のパース
- 計算フィールドを作成し、関数を利用してDate型への変換
- セル参照
- 行の合計をコピーして2つにし、コピーした合計の方は1つ前との差を表示(前月比)
- グラフが2つになっているので二重軸で重ねるで1つのグラフに
- VLOOKUP
- データブレンディングで実現
- 計算フィールドを作成し、人口に対するローン額を表示
- 条件付き書式
- 合計額をサイズで追加し、表示形式を変更して背景色を変える形で表現
- 色はパレットから組み合わせを選択して調整
- セル結合
- フィールドを2つ選んで[フィールドの結合]を押せば結合される。個々のフィールドを追加してもよいが、結合することでひとまとめにして扱うことが出来る
- 文字列操作
- 計算フィールドを利用して名前を姓名それぞれに分ける
- データクレンジング
- グラフ上で複数選択してグルーピングするだけ
最後にダッシュボートの説明があり、複数のビューを連携させるというものでした。データクレンジングやダッシュボートについて非常に手軽に操作できることが分かり、この辺りからがExcelとTableauを使い分けるポイントなのだと思いました。